ITエンジニアになる方法

エンジニア面接で実際に聞かれた6個の質問と回答例!未経験もOK!

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、のびしろエンジニアがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

システムエンジニア面接の質問は、ある程度固定されており「予測」「対策」がしやすいです。

本記事では

ネットやSNSでの感想
相談者さんからの情報提供
実際に5社以上のシステムエンジニア面接を受けたわたしの経験
をもとに「システムエンジニア面接でよく聞かれる質問」を余すことなく紹介していきます。

答え方のコツについても解説していくので、安心してください。

これを最後まで読めば、面接での不安が和らぎ、通過率を一気に上げることができますよ。

ほーむず

もっと知りたい人は具体的な企業名も付けた面接質問リストを
公式ラインで配布しています。上手く活用してくださいね。

IT企業の面接でよく聞かれる質問6選

自己紹介

軽く見られがちですが、自己紹介にはあなたの第一印象を決める大事な役割があります。

面接官は

  • 自分のことを話す準備ができているか
  • 社会人としての基礎スキルは身についているか

をチェックしています。

ここで詳しい自己PRを行う必要はありません。

あくまで「私はこういう人です。」と1~2分程度で伝え、採用アドバイザーにできるだけ良い印象を持ってもらうのが狙いです。

ほーむず

職務経歴書を見て疑問点を質問されるタイプと
1分で経歴を教えてくださいと丸投げするタイプがあります。どちらも対応できるようにしましょう

話の流れは以下の通り。

自己紹介の流れ話す内容
冒頭〇〇と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。
職務経歴-過去今まで〇〇という経験をしてきました。
職務経歴-現在今やりたいことは△△で、御社ではそれが実現できます。
職務経歴-未来経験を活かし、将来はこうなっていたいです。
結び本日はよろしくお願いします。以上です。

注意点として以下の3点が意識できてればOKです。

  • 長々と話しすぎない
  • 元気にはっきりと話す
  • 最後は「以上です」と締めくくる(面接官に「もう終わりかな?」と考える時間を与えない)
ほーむず

転職エージェントに頼めば無料で面接練習をさせてもらえます。
使い倒す勢いで活用しましょう。

前職での経験

採用担当はあなたが「どんな活躍をしたか」ではなく「ウチの会社で活かせる経験はあるかな?」という意図で質問しています。

それを踏まえた上でその企業で活かせそうな経験を話すとこの人分かってると判断されます。

例えば以下のような例はウケが良いです。

  • 業務効率化の事例
  • マネジメントの事例
  • システム導入の事例

未経験なら「ITに関連する業務経験」を多めに伝えましょう。

  • 数字を扱った業務
  • PCを使った業務
  • 効率化した業務

なんでも良いので「前職の経験がシステムエンジニアで活かせます!」とアピールしていくのがポイント。

前職と応募企業の業界が同じであれば、その経験を話すのもアリです。

間違っても「営業でこれだけ成績を上げて…!」と、ITと無関係な内容を語りすぎないよう注意してくださいね。

ほーむず

何事も比率が大事。相手の反応を見て、前のめりになった話題でアピールしましょう。


すべて細かく答えられなくてもOK。

フックさえあれば「○○の経験については…」と深掘りしてくれますよ。

「自分が採用担当なら、どんな人材がほしいか」など、相手視点になって考えるのがコツです。

僕の場合、IT業界の中でも少し立場が特殊な企業での面接では、別業界のような印象になるので、相手企業の立場で活かせる職歴をアピールしました。

職歴がマッチするかどうかは想像以上に細かく確認されるので、大事なポイントです。

前職の退職理由

退職理由は必ず聞かれます。この時に後ろ向きな理由を答えると、採用してもすぐに辞めるのではと思われてしまいます。

例えば主な退職理由は以下になりますが、採用する立場で聞くといい印象は持てませんよね。

  • 人間関係
  • 給料が低い
  • 残業が多すぎる
  • キャリアが望めない

悪い理由を周りに求める他責志向の強い人と見られると、まず間違いなく採用されません。

ほーむず

注意すべきは転職軸が何か。最も重視すべきが年収であるなら、
たとえ悪い印象を持たれても年収が低かったからという理由ははっきりと伝えるべき。

僕の場合、転職の際は『キャリアが描けない』『年収が上がらない』でしたので、転職時には以下に売り上げを上げて努力をしたのか、環境を変えるために努力をしたかを伝えました。

会社規模が小さいからたとえ部長になっても希望年収を満たせないことを話したところ、上場企業からも内定がいただけました。

年収が低い→正しく評価される企業へ

顧客からの高単価成績を残しているが、年功序列の為、どんなに頑張っても給与に反映されない。
積み重ねてきた経験やスキルを活かし、公正な評価制度のある会社で高いモチベーションを保ちつつ貢献していきたい。

仕事が楽しくない→やりがいのある仕事

今の仕事を生涯かけて続ける仕事としては最良ではないと気付いた。御社の業務拡大はブラック労働に悩む小売業界を変えることができる業務だと思い、人生をかけた挑戦がしたい。

ほーむず

やりがい重視の主張はホワイトな会社ほどウケがいいので、
在宅でライフワークバランスをみなしたい人はぜひ使ってね。ただし、くれぐれも本心にもないことは言わないこと。

残業が多い→効率化がしたい

無駄な作業が多く残業が常習化しており、改善要望を上長に提出していたが、会社方針と異なり、理解してもらえなかった。御社の経営理念にある『〇〇業界の体質改善』に唱えるように一体として効率化に取り組み社員が生き生きとして働けるようにしたい。

仕事上の失敗談

失敗や後悔したこと、挫折をどのように乗り越えたかという質問は転職時によく聞かれる質問です。

これは『すぐに辞めてほしくない』という採用担当者の気持ちが表れている質問で、あなたの強さをアピールするチャンスです。

ほーむず

失敗したことのない社会人なんていません。むしろ失敗を乗り越えた人ほど頼りに感じます

僕の場合は面接官のタイプに合わせて『資格』、『マネジメント経験』、『顧客折衝(こきゃくせっしょう)経験』のアピールに使っていました。

資格重視の面接官

私の失敗は初めて担当となった商社のシステム部門での要件定義です。顧客先では専門用語が飛び交い、顧客がどんなシステムを作りたいのかまるで分らなかったのです。正直ショックで初めての上流工程で自身の実力不足に落ち込みました。ですがこのままではいけないと奮い立ち、翌月には簿記3級、貿易実務検定C級を取得し、顧客業務の理解に努めました。結果、お客さんの言いたいことが分かるようになり、信頼して任せていただけるようになったのです。貴社に採用頂いたとしても新しい環境で始めは戸惑うことはありますが、すぐに適応するために学習し、最高のパフォーマンスを出すことができると考えています。

ほーむず

資格は取得した事実よりも、その経緯の方が大事。何も考えずに取得していてもマイナスですが、失敗を克服するための努力の証明として使えば、ウケがいいのです。

マネジメント重視の面接官

私の失敗は初めてシステム保守のチームリーダーとなった際のマネジメントです。当時、上司が部署異動となり、5名の部下を任せられることになりました。判断はすべて自分の責任、年上の部下もいる中で最初はチーム内の連携がうまくいかず、ささいなミスが目立つ状況でした。積極的に部下との会話を続け、たまたま全員カラオケが好きなことが分かりました。業務後のカラオケ会を通じて仲を深め、業務中もお互いのミスをカバーできる信頼関係を築くことができました。マネジメントは数字や成果だけを見るのではなく、ひとり一人と向き合って居心地の良いチーム作りをすることが大切だと学んだ一件でした。御社でマネジメント職に採用頂いた際にも数字ではなく人を見て、ハラスメントやトラブルのない組織づくりに貢献できたらと考えています。

ほーむず

20代後半以降ならマネジメントのエピソードは1つは用意しましょう。

コミュ力重視の面接官

私の失敗は要件定義で顧客折衝の中で相手を見ていなかったことでした。システムの導入には『お客様に認識齟齬がないように理解いただくこと』こそが必須だと考えています。私が若い時、『システムの仕様は説明したらそれでやるべきことを果たした気になっていました』。今ならこれは間違いだったとはっきり言えます。この相手の立場を考えない思慮の浅さが招いたのは、お客様との認識齟齬によるシステム障害の発生です。初めての上流工程を担当した3年がかりのプロジェクトはリリースと共に障害を連発して毎日怒号の嵐でした。すべてはお客様とのコミュニケーションの不足が原因でした。その後、反省した私の次のプロジェクトはお客様の業務をお客様以上に学び、顧客先での情宣資料も整備し、結果、リリースしたシステムの障害はゼロでした。これは開発の精度が高かったというより、多少の想定外は業務で吸収しようというお客様のやさしさの結果です。あなたが担当者でよかったというお客様の言葉は今でも私の原動力です。御社に採用頂いた際にもお客様と真剣に向き合い、高い満足度を得られるように尽力いたします。

ほーむず

採用する立場だとコミュ力への不安はどうしても持ちやすいので、
不安を払拭するエピソードがあると強いです

志望動機

志望動機は熱意を図ります。とくに面接で話すことと志望動機の整合性がとれていないとやばいやつとみられてしまうので、注意して考えましょう。

ほーむず

企業のことを調べていない人はすぐにバレます
当然ながら熱意がないと見られるので、採用してもすぐに辞めそうと思われてしまいます

ここまで紹介した社会貢献の観点や社員の公正な評価制度、他社にない強みとエピソードを絡めて語るのがおすすめです。

絶対ダメなのが、学ぶ環境や教育制度を聞くことです。これを聞くと受け身で学ぶことしかできない人と見られてしまいます。

もし聞くなら内定後の面談で聞くか、聞いた上でそれを利用して何をしたいかまで深く語るようにしましょう。

入社後のキャリアプラン

キャリアプランは転職時にほぼ確実に聞かれます。

『すぐに辞めないか』、『募集の人材にマッチしているか』はよく見られますので、10年後、20年後の話もできるようにしましょう。

ほーむず

特にフリーランス経験がある人は経験だけ積んで辞めそうと思われがちなので、
説得力のある話をするようにしましょう

未経験のIT企業面接で実際に聞かれた質問

IT企業職を志望する理由

これは新卒や未経験転職では確実に聞かれます。

なぜ志望するのか思い立ったきっかけと熱意を語りましょう。

これまで働いていた業種ではダメな理由は何?他の業界ではダメな理由を何?と深堀りされますので、ポリシーを持って答えるようにしましょう。

パソコンスキルの有無

システムエンジニアにおいて必須とされるパソコンスキル。

未経験の場合「この人ほんとにパソコン使える?」というところから説明しなければいけません。

アピールポイントとしては以下がポイントです。

  • Excel(ピボットテーブル、VLOOKUP、マクロなど)
  • Access
  • パワーポイント
  • データベース管理システム
  • Web制作

など、誰が聞いても「パソコンできそうだな」と思わせるようなスキルを伝えるのが大切です。

「キーボード操作(ブラインドタッチ)」はできて当たり前とされるので、口にするとかえって不審に思われるので注意です。

ほーむず

ぶっちゃけ、プログラミングよりもExcel、パワーポイントが得意な方が現場で重宝されることもあります。
プログラミングは得意だけでオフィスソフトはあんまりという人が多いからです。

「プログラミング」や「業務の効率化実績」があるのであれば、積極的にアピールしていきましょう。

仕事してて嫌だったこと

これは「入社した後に、前職で嫌だった部分が重なってやめないか?」と、ミスマッチを防ぐために確認される大事な質問です。

ここで「特にありません」と答えるのは、信憑性にかけるのでNG。

むしろ嫌な仕事を避けるために、正直に回答すればOKです。

それを踏まえた上で「どう乗り越えてきたか」まで回答できると完璧です。

ほーむず

失敗や後悔の質問への回答と同じ。エピソードがいくつかあれば、柔軟に回答できます。

IT企業に採用されるための面接対策

面接は「練習なし」「ぶっつけ本番」で乗り切れる天才はほんの一握りです。

ほーむず

僕は転職エージェントの方に頼んで練習しまくりました

僕のように本番に弱い方は練習していく必要があります。

その練習方法は『転職エージェントの活用』、『自己練習』の2つ

転職エージェントの模擬面接を利用する

最も効果があるのが、転職エージェントの模擬面接。

常日頃から採用担当者とやり取りをしているプロがあなたとマンツーマンで面接練習してくれます。

模擬面接は

  • 実際の面接の雰囲気を味わえる
  • 面接のフィードバックをしてもらえる
  • 企業に合わせた面接もしてくれる

といったメリットが受けられます。

しかも転職エージェントなら無料かつ数分の登録で、面接対策の準備が進みます。

ノーリスクで受けられるのが転職エージェントの魅力でもあるので、これを使わない手はありません。

自分一人では気づけない癖なんかもアドバイスしてくれるのでタメになります。

少しでも「面接が不安」という方は、利用してみてください。


ちなみにIT企業志望の方は、IT特化の転職エージェントがオススメです。

個人的に模擬面接がおすすめのエージェントを4つ紹介しておきますね。

エージェント感想タイトル
ギークリー・未経験者向け
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・エンジニアに強い担当者アリ
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ウズウズカレッジ・未経験者向け
・受ける企業向けの面談練習をしてくれる
・入社後の定着率95%
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社内SE転職ナビSE経験者向け詳細を見る
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自己練習をする

自己練習。ありきたりですが、効果のある練習をすることが大切です。

まずはとにかく独り言で自問自答。

ほーむず

僕は面接本番の30分前にやるようにしていました

自分で質問を想定し声に出して答えましょう。

そうすることで、自然と頭の中の情報を言語化しやすくなります。

慣れてきたらスマホで実際に自分の姿を確認しながら練習します。

客観視することで「意外と自分姿勢悪いな~」「ハキハキ話せてないな~」など、気付きも多く改善につなげられますよ。

ちなみに「声に出して回答する」ことが非常に重要。

実際の面接に近い形で練習することを心掛けましょう。

IT企業面接を受ける上での注意点

面接対策ではあまり教えてくれない注意点を2つ紹介しておきます。

複数の面接を受けた私の経験をもとに解説していくので、是非参考にしてください。

暗記はせず要点を抑えておく

話すエピソードは丸暗記するのはやめましょう。丸暗記だと少し忘れただけで頭が真っ白になります。

受け答えの仕方もガチガチに考えるのではなく、〇〇のエピソードを話すなどざっくりとした方針で決めましょう。

そうすれば多少聞かれ方が違っても柔軟に対応しやすいのです。

自分に自信を持つ

最も重要なことが自分に自信を持つこと。ただこれが一番難しい。

自信が持てるまで繰り返し模擬面接をしましょう。

同じ内容を話す人がいた時、『自信満々に話す人』と『おどおどしながら話す人』がいた場合、採用されるのは自信満々な人です。

ほーむず

面接日程も第一志望は面接慣れしてから受けるようにするのが無難です

まとめ:IT企業面接の質問内容は把握して準備しておこう!

ここまで面接対策について紹介してきました。

面接では以下の3つの対策を考えましょう。

  • 質問内容を想定
  • 自分の経験、考えを整理
  • 面接に慣れる対策

準備せずに挑んで話せる人は、いません。

少しでも不安な方は必ず準備をしておきましょう(暗記はNG)

本番時に自身の思いが伝えられるよう工夫すれば完璧。

実際、転職面接は新卒面接に比べると雑談感覚で進む場合も多いですからね。

ほーむず

面接前の待ち時間に話しかけられるケースもあります。
この場合は人柄も見られていますので、立ち振る舞いには気を付けましょう

あまり気をはらず、自身を持って面接に挑んでみてください。

面接の通過率を上げたい方は「ITに強い転職エージェント」を活用してくださいね。

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